平成30年1月26日、野中廣務先生(享年92歳)がご逝去されました。会創立以来、長年に亘り多大なるご尽力を頂きましたことに門下一同心からの感謝を申し上げ、ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
お祝いの言葉
泰友書道会におかれましては、昭和五十二年に「実用書道の会」として設立され、以来、今日まで故竹嶋泰山名誉会長ならびに二代目竹嶋泰華会長を筆頭に、口丹波地域を中心として京都府下一円において地域文化の発展と振興、並びに青少年の健全育成に積極的に取り組んでこられたところであり、昨年三十周年をお迎えになり、記念展示・表彰式・祝賀会・さらには記念誌も発刊されましたことを心からお祝い申し上げます。
時代の変遷とともに、日本の文化である「書の心」が薄れていく現在社会において、貴会におかれましては、今日に至りますまでの尊い歴史と実績を誇る、実践に即対応できる力をつける「即戦力の会」である書道会として、積極的な活動を展開されております。そのご熱意とご努力に感謝を申し上げます。
歴代の関係各位のご尽力とともに、「書」を通して各方面にも多大なご貢献を賜ったところであり、私としましても心から敬意を表する次第であります。
結びにあたり、泰友書道会におかれましては、新しい時代の新しい書道会として、今後ますますのご活躍をご期待申し上げますとともに、貴会の限りない発展と会員のご健勝ご多幸をお祈り申し上げまして私のお祝いの言葉とさせていただきます。
平成二十年四月吉日
元内閣官房長官
泰友書道会名誉最高顧問 野中 廣務
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